中沢 剛 (著) アイデアのスイッチ! 誰でも「ひらめき」が生まれる4ステップ思考法 より
フラグを立てる
まずは、課題を設定します。
ポイントは、「~したいのにできていない」という文章で課題設定することです。
(例)
もうすぐテストで勉強したいのにできていない。
ネガだし
言い訳、不満を探す。
できていない理由、言い訳を探します。
(例)
どうしてもテレビを見てしまう。
部活が忙しい。
ネガポジ返還
先ほど出したネガティブをポジティブに言い換えてみます。
言い換え方は2つあり、「~ない(ある)⇒~ある(ない)」、「~ても大丈夫」です。
(例)
テレビを見てしまう
⇒テレビを見てしまわない。
⇒テレビを見てしまっても大丈夫。
部活が忙しい
⇒部活は忙しくない。
⇒部活が忙しくても大丈夫。
問いかけ
ここでアイデアをだします。
ネガポジ変換したことに対して「~とはどういうこと?」「どうすれば~になる?」と問いかけます。
(例)
テレビを見てしまわないとはどういうこと?
⇒この際テレビは捨てる。
どうすればテレビを見てしまっても大丈夫?
⇒テレビを見ながら勉強する新しい勉強法を開発する。
部活が忙しくないとはどういうこと?
⇒顧問に相談してテスト期間中は練習を軽めにしてもらう。
部活が忙しくても大丈夫とはどういうこと?
⇒短い時間で効率よく勉強できる方法を探す。
ここでアイデアが出なくなってきたら、ようやくアイデアカードの登場です。問いかけを紙に書いて、アイデアカードを引いてみましょう。
https://hazukei.com/service/idea_card/
せっかくなので、使ってみる
<問いかけ>
テレビを見てしまわないとはどういうこと?
<引いたカード>
はかせ?意味不明ですね。
(´-ω-`)う~む
・テレビを見ない方法を研究している博士がいるかもしれません。
・時間になったらテレビが自動的に切れる発明品があるかもしれませんね。
出てきたアイデアは微妙ですが、カードをめくってスパイスを加えることで、どんどん新しいアイデアが出てきます。