調べた、やってみたこと

FUNDINNOでベンチャー投資をやってみた

株式投資型クラウドファンディングFUNDINNOというものをテレビCMで見て気になっていました。

「気になったらやってみよう!」のスタンスでとりあえずやってみました。

FUNDINNOとは

未上場のスタートアップ企業に投資することができるサービスです。

利益を得ることが最終的な目的ではありますが、気になるサービスや取り組みを応援するという、クラウドファンディング的な要素も強いです。

エンジェル投資と呼ばれるものですね。

投資した企業と金額

投資先はトレ食株式会社という企業です。

https://fundinno.com/projects/204

廃棄食品をリサイクルして価値あるものを生み出そうというのがビジネスの目的のようです。

複数の分解技術を用いて、廃棄食材から成分を取り出してもう一度、別の食品の原料としたり、セルロース(食物繊維のようなもの)を取り出して、工業製品の原料として利用することも可能とのことです。

投資金額は一番少額の9万円プランにしました。

投資した理由ですが、たまたま投資先を探していた時に募集中だったのと、食品ロスの減少に少しでも貢献できればという思いで投資しました。

投資の際のポイントが、アイコンで表示されています。

投資の結果得られる物として、「普通株式」と「新株予約権」の2つがあるとのことで、今回は新株予約権の案件となります。

有償新株予約権について

今回の投資で取得できるのは、新株予約権になります。

FUNDINNOの新株予約権については下記に詳しい説明があります。

https://fundinno.com/about_stock_option

取得する株式数決定

・今後1億円以上の株式発行による資金調達をする際に取得できる株式数が決定する。

・発生せずに4つのシナリオを迎える場合もある。

・取得できる株式数は投資金額を転換価格で割ったもの。

・転換価格は下記2つの低い方いずれか。
 ①発行する株式価格の8掛け
 ②あらかじめ決められた企業の評価上限額を全ての株式数で割ったもの。

投資の顛末4つのシナリオ

IPO

・企業が、新規株式公開(IPO)となる。

・株式を取得することができ、株価も大きな上昇が期待できる。

M&A

・投資先企業が他の企業に買収、合併される場合。

・M&A先が新株予約権を買い取ってくれる。

・買取価格は下記2つの高い方いずれか。
 ①投資元本
 ②M&Aの際の株価×受け取り予定の株式数

・他にもいくつかのケースがあり、損失が発生する場合もあるとのこと。

解散

・投資先企業が解散する場合。

・新株予約権が株式に交換され、企業の残った資産を金銭として分配する。

・分配金が少額であったり、ゼロの場合もある。

存続

・IPO、M&A、解散のいずれも発生せずに新株予約権の権利行使期間(7年間)を経過する場合。

・最終期限の1ヶ月前に連絡がくるので、権利を行使して株式を取得する。

・新株予約権個数(1万円で1つ)×一1円を払い込む必要がある。

・権利行使するのを忘れると、新株予約権は失効となり、投資額は損失になる。

投資してみての感想

登録手続きと、投資までの手順は簡単でした。

FUNDINNOの投資案件は週に数件発生するようですが、いずれも人気が高くほとんどの案件は公開とともに投資額上限に達し、投資できなくなってしまいます。

すでに事業が黒字化していたり、特別な強みがある場合はより人気が高いようです。

私は「FUNDINNOで投資してみる」というのが第一の目的だったので、企業の将来性については正直よくわかりません。ちょうど投資できる枠が余っていたのと、「食品ロスを減らす、いいね!」ぐらいの感覚で投資しました。

投資後1ヶ月ほどで、最初のIR情報として投資へのお礼の連絡がありました。今後も定期的に企業の状況が報告されてくるようです。

投資企業の成長を楽しみに待ちたいと思います。

ABOUT ME
hazukei
「はずけい」と申します。 この度一児の父となりました。まだ実感はわかないのですが、猛烈に忙しくなりそうです。楽しみつつ頑張りたいと思います!