マツダ(7261)の22年3月期決算を四半期ごとに確認します。
業績予想
評価:☆☆☆☆
最終利益は350億円の予想と、コロナで赤字だった業績がV字回復する予想となりました。
配当も15円出していただけるようです。
出典:株探
第一四半期
評価:☆☆☆☆
2021年7月30日に第一四半期の決算が発表されました。
進捗率は32.5%と順調なようです。
出典:株探
第二四半期
評価:☆☆☆☆
2021年11月10日、第二四半期決算が発表されました。
出典:株探
業績予想が修正され、売上は3.4兆円から3.2兆円と6%減少するものの、最終利益は350億円から410億円へと17%へと増加する見通しとなりました。
上方修正後の利益進捗率は58%となりました。
売上の減少は半導体の不足により生産制約を受けているようです。
気になったのは、第二四半期の営業利益が73億円なのに対し最終利益を見ると124億円に増えていることです。
P/Lを見ると「持分変動利益」が特別利益として、4億円計上されていることが原因のようです。
逆に、営業外費用の中の「持分法による投資損失」で40億円の損失が計上されていました。
この2つが関連しているのであれば、営業外費用でマイナスした分が、特別利益としてプラスされていることかなと。
よくわからないので、勝手に納得しようと思います。
第三四半期
評価:☆☆☆☆
2022年2月10日、第三四半期の決算が発表されました。
最終利益が410億円から550億円と34%上方修正されました。配当は変わらず15円です。
第三四半期の利益は控えめで、進捗率は53%です。
このタイミングかつ、この進捗率で上方修正を出したということは第四四半期で大きな利益が出ることを見込んでいるようです。
出典:株探
通期決算
評価:☆☆☆☆☆
2022年5月13日、通期決算が発表されました。
最終利益が550億円予想から815億円と48%も上振れしての着地です。配当も15円から20円へと5円(33%)も増配となりました。
今期も好調なようなので楽しみです。
出典:株探