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【決算確認】ヤマハ発動機、21年12月期

ヤマハ発動機(7272)の21年12月期決算を四半期ごとに確認します。

業績予想

評価:

2021年2月12日今期の業績予想が発表されました。

最終利益は720億円とV字回復の見通しとなっており、配当もコロナ前の90円に戻してもらえるようです。

株主還元方針

当期純利益の30%を目安に配当

第一四半期

評価:

2021年5月14日に第一四半期決算が発表されました。

当期純利益は、720億円から900億円と25%もアップする見通しとなりました。

第一四半期の利益実績は417億円であり既に今期予想の46%の進捗となっています。

更なる上方修正、増配も十分期待できるかと思います。

第二四半期

評価:☆

2021年8月5日に第二四半期決算が発表されました。

第一四半期に続き、今回も業績の上方修正が発表されました。

売上が6.6%、利益は24.5%の上振れです。しかも今回は配当も10円増加して100円となりました。

主力事業である二輪車と、マリンのセグメントが好調なようです。

増配後の配当性向は31%です。

上方修正後の進捗率は83%とまだまだいけそうです。さらなる上方修正、増配が期待できそうです。

第三四半期

評価:

2021年11月8日、第三四半期の決算が発表されました。

前回の業績予想から売上が2.7%減少しましたが、最終一株利益は逆に29%増加しています。

さらに440万株(自己株式を除いた発行株式数の1.26%)の自社株買いも発表されました。

追加の増配をしない代わりに自社株買いをすることで総還元性向は31.7%になるとのことです。

売上の減少はやはり半導体不足が影響しているようです。

最終利益が大幅に増加したのは、投資有価証券売却益が128億円分発生したことが原因のようで、こちらはヤマハ株を売却した利益のようです。

上方修正後の進捗率は既に95%です。第四四半期は利益が少なくなる傾向があるのですが、最終結果はもう少しよくなるのではと予想できます。

通期

評価:

2022年2月10日、通期決算が発表されました。

最終利益が1,450億円から1,550億円へと7.3%上方修正されました。配当も100円から115円と15円(15%)の増配です。

今期のヤマハ発動機は絶好調でした。

来期も期待したいです。

ABOUT ME
hazukei
「はずけい」と申します。 この度一児の父となりました。まだ実感はわかないのですが、猛烈に忙しくなりそうです。楽しみつつ頑張りたいと思います!