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【決算確認】JT、21年12月期

JT(2914)の21年12月期決算を四半期ごとに確認します。

業績予想

評価:☆

2021年2月9日、今期の業績予想が発表されました。

残念なことに、2021年度の配当が、154円から130円に減配される見通しとなりました。

21年度の売上予想は、前期比-0.6%ですが、営業利益は-22.6%と大きく減少する見通しです。

工場を廃止したり、1,000人規模の希望退職を募るとのことで、そのあたりの費用が利益減少の大きな要因となるようです。

国内たばこ売上は、増税と規制で今後も下降し続けることが予想されるため、しばらくは、厳しい業績となりそうです。

雨マークですが、復活を信じて売らずに持ち続けたいと思います。

株主還元方針

資本市場における競争⼒ある⽔準として、配当性向75%を⽬安とする。

第一四半期

評価:

2021年4月30日、第一四半期の決算が発表されました。

業績予想では売り上げが20年度を下回る見通しですが、第一四半期では売上が前年同期比で+5.3%になっています。

今期の1株益が135.3円に対し第一四半期で既に64.1円を稼いでいるので、今後、上方修正も見込めるいいスタートだと思います。

第二四半期

評価:

2021年7月30日に第二四半期決算が発表されました。

業績が上方修正されました。一株益で見ると、135.3から153.3と13.3%の上方修正です。

さらに上半期の一株益が126.9と進捗率も82.7%と順調です。

更なる上方修正の可能性は十分にあると思います。

第三四半期

評価:

2021年10月29日第三四半期の決算が発表されました。

業績の上方修正に加えて、増配も発表されました。

一株益は153.3円⇨186円と22%の増加、配当は130円⇨140円と10円増配になります。

しかも上方修正後の数字で見た進捗率は103%と、すでに今年度利益を達成しているため、もう一度上方修正が出る可能性が高いです。

売上が前期比で9%増加しており業績好調の要因となっていますが、中でも海外たばこ事業は販売本数が前期比+5.7%となっています。

通期

評価:

2022年2月14日、通期決算が発表されました。

最終利益が3,102億円から3,384億円へと9%上方修正されました。

第三四半期の段階で進捗率が100%を超えていたので大幅な上方修正を期待したのですが、期待通りとはなりませんでした。

第四四半期は「販管費及び一般管理費」の費用が多く営業利益がかなり少なめになっています。この中身までは決算書から読み取れませんでした。

来期は10円増配の予定ですが、株主優待も廃止されるようです。

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hazukei
「はずけい」と申します。 この度一児の父となりました。まだ実感はわかないのですが、猛烈に忙しくなりそうです。楽しみつつ頑張りたいと思います!