ローランドDG(6789)の21年12月期決算を四半期ごとに確認します。
業績予想
評価:☆☆☆☆☆
2021年2月12日、今期の業績が発表されました。
コロナの影響で落ち込んだ業績がV字回復する見通しとなりました。
1株益が20.2円から120.7円と6倍になり、配当も40円とコロナ前の水準に戻りそうです。
株主還元方針
連結利益に対する配当性向30%もしくは株主資本配当率(DOE)2%以上の両基準で算出した数値のいずれか高い金額を基準に決定。
第一四半期
評価:☆☆☆☆
2021年5月12日、第一四半期の決算が発表されました。
業績が上方修正され、最終利益の予想は15億円から20億円と33%も増加しています。
今回は増配の発表はありませんでしたが、このまま順調にいけば増配の可能性は高いと思います。
3ヶ月決算では、経常利益が11億円もあるのに対し純利益は2億円の赤字となっているのが気になりました。
決算書によると早期希望退職者の募集に伴う費用として12億円を特別損失として計上したようです。
第二四半期
評価:☆☆☆☆☆
2021年8月6日に第二四半期決算が発表されました。
業績の上方修正、増配が発表されました。
利益は17%の上方修正、配当も40円から60円と1.5倍です。
上方修正後の数値で見た進捗率は47%です。
増配後の配当性向は22%となりますが、ここは配当性向30%目安としているのでさらなる増配の可能性も高いと思います。
第三四半期
評価:☆☆☆☆
2021年11月10日、第三四半期決算が発表されました。
業績予想の修正はありません。
進捗率は83%と順調です。上振れ着地も見えてきました。
通期決算
評価:☆☆☆☆☆
2022年2月14日、通期決算が発表されました。
12月23日に上方修正、増配の情報が出ていたようです。
第三四半期から比較すると最終利益は34億円から37.33億円と9.8%の上方修正、配当は60円から100円へと40円(67%)の大幅増配です。
さらに来期は最終利益53億円、配当は130円予想とすごい内容です。