2021年1月4日、インフラファンドを購入しました。
株高と言われている中で、年明け早々に買うのは焦りすぎかなとも思いましたが、自分の購入予定価格に収まっていたので買うことにしました。
インフラファンドとは
投資家から集めた資金で価値を生み出すインフラ設備を購入し、そこから発生する利益を投資家に毎年分配する仕組みです。
2020年1月現在に存在するインフラファンドは全部で7つ、そのほとんどが太陽光発電の売電収入を主な収益源としています。
RIET(不動産投資信託)の太陽光発電バージョンと考えるとわかりやすいかもしれません。
何を買ったか
今回は、東京インフラ・エネルギー投資法人(9285)とエネクス・インフラ投資法人(9286)をNISA枠で購入しました。
東京インフラ・エネルギー投資法人(9285)
取得単価:93,100円
エネクス・インフラ投資法人(9286)
取得単価:89,200円
買った理由
高利回り
現在、7つあるインフラファンドの予想利回りは下記のようになっています。
コード | 銘柄 | 予想年間配当 | 株価(2021/01/04) | 利回り |
---|---|---|---|---|
9286 | エネクス・インフラ投資法人 | 6,000 | 89,200 | 6.7% |
9285 | 東京インフラ・エネルギー投資法人 | 6,344 | 93,100 | 6.8% |
9287 | ジャパン・インフラファンド投資法人 | 5,822 | 92,600 | 6.3% |
9282 | いちごグリーンインフラ投資法人 | 3,820 | 62,500 | 6.1% |
9281 | タカラレーベン・インフラ投資法人 | 6,851 | 115,700 | 5.9% |
9283 | 日本再生可能エネルギーインフラ投資法人 | 6,400 | 109,400 | 5.9% |
9284 | カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人 | 7,400 | 134,700 | 5.5% |
軒並み高利回り(平均6.2%)となっています。この利回りならどこを買っても文句なしです。
将来性
国内株式で5%以上の利回りだと、業績が悪く減配リスクが高かったり、業界が右肩下がりだったりと、何かしら問題を抱えている場合が多いです。
太陽光発電による売電収入は、他の高配当株と違い、ある程度、安定的に利益を生み出してくれると考えました。
将来性があると感じた点は2つあります。
1つ目は、原子力や、火力発電の規制が強まる一方で、太陽光発電などのクリーンエネルギーには今後、十分な需要があると考えました。
2つ目は、技術の進歩によって生み出す利益は大きくなると考えました。今後も発電効率は上がるでしょうし、ドローンや機械化によって維持管理コストが下がることも期待できます。
配当は増やしてくれないかもしれませんが、減らなければ問題ありません。
リスクについても許容できる
リスクについても2点懸念がありました。
1つ目は自然災害リスクです。
自然災害で太陽光パネルが破損してしまうとその修復費用などで、配当が減額される可能性があります。
こちらはおそらく保険に入っているはずなので影響は一時的な減配にとどまるかなと思っています。
2つ目は売電価格が大幅に下がって採算が取れなくなってしまう可能性です。
こちらは、事業を始めた以上、頭のいい人がその辺も考えているはずなので、特別な何かが起こらなければ大丈夫かなと思っています。
なんとも他人任せですが、思いついたリスクは許容できる範囲だと考えました。
どのインフラファンドを買うかについて
私が購入したいと考えた銘柄は5つで、特徴は下記のようになります。
コード | 銘柄 | 特徴 |
---|---|---|
9286 | エネクス・インフラ投資法人 | 風力、水力などバランスの取れたポートフォリオを目指している。 |
9285 | 東京インフラ・エネルギー投資法人 | 東京近郊での需要にこたえるため、東北地方に多くの発電所を所有している。 |
9287 | ジャパン・インフラファンド投資法人 | 比較的新しく、今後投資を拡大する可能性がある。 |
9281 | タカラレーベン・インフラ投資法人 | 利益超分配金の割合が少なく、財務が安定している。 |
9283 | 日本再生可能エネルギーインフラ投資法人 | 全国に発電所が分散している。 |
上2銘柄が底値圏だと感じたので購入してみました。
他の銘柄も、価格が下がって自分の購入予定価格に入ってくれば買っていきたいと思います。