情報処理技術者試験を20回受けてたどり着いた、試験当日のポイント

情報処理技術者試験では、試験当日までにきちんと勉強することが一番大切です。でも、当日過ごし方や試験本番への向き合い方も実力を発揮するためには重要です。

今回は、試験を受け続けるうちにたどり着いた試験日当日のポイントをご紹介します。

紹介する内容は、高度情報処理試験を対象としていますが、基本情報、応用情報でも役に立つ内容だと思います。

試験に関すること

午前問題

高度情報処理でのポイントは、午前1免除を受けることです。いきなり、当日の話じゃなくてすみません。でも、これが一番大切なことです。

高度情報処理が受かりにくい理由は何といっても、午前1、2、午後1、2という4枚の壁があるからです。壁が1つなら、なんとなく勉強した人でも受かってしまうことはあると思います。しかし高度情報処理は、4枚の壁でそれをブロックしています。多少の運や実力差はあっても、ある程度の実力がなければ受からないのです。

そんな壁の中で、厄介なのが午前1です。これは、他の試験と勉強範囲が違う上に、覚えることが多いです。免除になる方法はいくつかあるので調べてみてください。

基本、応用を飛ばして、いきなり高度を勉強した方がいいじゃんと思う方もいるかもしれませんが、高度は簡単には受かりません(一部の頭のいい方を除いて) 。この午前1はずっとついて回るので、基本、応用がいつでも受かる実力をつけてから高度を受ける方が、最終的には効率が良い気がします。「急がば回れ」です。

午前1免除を受けられば、壁を1つ減らせるうえに、朝の会場入りが遅くなり、体力的にも有利です。一石三鳥です。

午後問題

問題選択

私は、問題選択には、ほとんど時間をかけません。問題文がスラスラ頭に入ってきていいぞと思っても、いざ設問を見たら全く分からない、もしくはその逆もあります。結局のところ、問題が、簡単か難しいのかは、一通り最後まで解いてみなければわからないと思っています。

午後問題は時間との勝負です。30分くらいかけた後に「難しいから、別のに変えよう」というのはリスクが高すぎます。わからなくても、あきらめずに最後まで振り絞って考えると、意外と解答欄が埋まったりします。

きちんと準備してあれば、やるだけやってある、自分にはそれだけの実力があると、自信が持てれば、わからない問題にもそれなりに立ち向かえます。

時間配分

午後問題で、もう一つ悩ましいのは時間配分です。

もし、スラスラ解けているなら、時間は絶対に足ります。時計を見る必要すらありません。困るのは、わからなくて止まった時です。もう少し読めばわかりそう、でも時間は迫ってくる。この問題が解けないと、後続の問題も解けない。そんな状況はよくあります。

私も、ここは迷いながら道を決めています。問題の重要性、難しさ、残りの問題数、残り時間、いろいろな要素を考慮して飛ばすか、時間を使うかを決めます。大切なのはパニックにならずに冷静に考えることだと思います。

問題が難しくてわからなかったとき

私はあまり頭が良くないので「こんなのわからないよ」っていう状態によくなります。最初の頃はパニックになっていました。今はだいぶ対処できるようになってきました。

合否ラインは60点とされています。問題が難しいときはこの60点を意識してしまいがちですが、いったん忘れましょう。問題の難易度によって「下駄をはかせる」といった噂もあります。問題のレベルの差が結構あるのに、毎年合格率が安定して同じくらいなので、私も多少はあるんじゃないかなと思っています。

自分が難しいと感じているときは、周りも同じです。同じ条件なら、大切なのは、わからなくても慌てず、あきらめず、点数を気にせず、自分の実力を出し切ることです。わかるところを確実に埋めましょう。

あきらめて帰るというのは本当につらい選択ですが、自分でダメだと思ったら撤退もありでしょう。私の経験上、絶対ダメだったと思って受かったことは一度もありません。ただし途中退室はせずに今やっている試験は全力でやりきるべきです。最後の最後でひらめくということはあります。

途中であきらめるのは本当につらいです。一度だけ経験がありますが、その時点で合格する確率は0パーセントです。そうなるときは勉強が足りていないときだと思います。

できたところの見直し(重要)

午前、午後問題共通して大切なことは、見直しです。

試験時間は基本的に足りないので、一通り終わった後は、解けずに後回しにした問題に取り掛かりたくなります。

でも、一度できたと思った問題を、もう一度見直してください。情報処理はひっかけ問題はほとんど無いのですが、自分の見落とし、勘違いで落としている問題が、必ず1つ2つあります。この1つ2つが合否を分けることもあります。せっかく内容がわかっているのに落とすのはもったいないです。少し時間を使ってでも見直しはした方がいいです。

当日の過ごし方など

会場入りの時間

当日は20分前くらいから、試験官の方の説明が始まるようです。試験会場はほとんどの場合大学ですが、駅からかなり離れている場合もあります。時間には余裕をもって30分前にはつけるように計算して出発するのがいいと思います。

正確な時計

これは、試験に重要なアイテムです。試験会場に時計があるとは限りません。また、あったとしても正確である保証はありません。

私は、いつも秒針まで正確な電波時計を持っていきます。試験官の方は秒針まで正確に開始、終了を告げてくれます。いつ始まるかわからないと試験前にドキドキして無駄な体力を消耗します。いつ始まりの合図があるかわかれば心の準備ができます。終了も同じです。試験終了直前に間違いを見つけて直したいときに、終了まで正確に何秒あるかわかれば、落ち着いて対応できます。

昼食

お昼ご飯は、腹八分目以下を目安にしています。いつもは、コンビニでサンドイッチとおにぎりをひとつづつ買ってきて、外のベンチなどで食べます。

満腹で眠くなるということはないでしょうが、気持ち悪くなったり、トイレに行きたくなったりしたら実力が出し切れません。1回の試験時間が長いので水分も取りすぎないようにするなど、トイレに関しては特に気を使っています。

ウィダーインゼリーとメガシャキ

いつもこの2つを必ず買っていきます。ウィダーインゼリーは試験開始前にちょっとおなかを満たしたり、糖分を取るのに使います。手早く取れるのでいいです。

メガシャキは、眠気覚ましではなくエナジードリンクとして飲んでいます。午後の試験前に一気飲みします。レッドブルやモンスターは効き目が強いですが、2時間くらいしか持続時間がない気がします。また、水分量も多いです。メガシャキは、意外とエナジードリンクとして使えます。じわじわ効いてきて、8時間くらい持つ気がします。

最後に

私にとって、情報処理の日は、1年で一番頭を使う日です。特に午後試験中は、頭から蒸気が出ている気さえします。体感時間も(何時間もやっているはずなのに)本当に一瞬です。

試験会場でお互いにベストを尽くしましょう!

関連記事