技術系
スケーラビリティ
拡張性のこと、処理力不足になった時にサーバーの処理能力を増やしたり、台数を増やして対応できるよねという事。
フィット&ギャップ分析
システム要求と提供されるシステムの、適合(Fit)と乖離(Gap)のこと。
ERPパッケージ導入の際に、デフォルト提供機能と要求機能とを比較して、どこをカスタマイズするか検討する際に行われる。
BIツール
ビジネスインテリジェンス ツールのこと、社内の様々な情報(会計、販売など)を蓄積して、解析してみることができる。
ビジネスの意思決定に役立つ。
スクレイピング
Webページから情報を抽出すること。クローラーと同じ。
DevOps
開発 (Development) と運用 (Operations) を組み合わせた用語、両者が協力して開発を行うこと。
ドメインエンジニアリング
特定領域(ドメイン)に対し、業務知識、再利用部品、ツールなどを整備し、再利用することで、開発効率を上げること。
DX(デジタルトランスフォーメーション)
デジタル技術の進化により、人々の生活が豊かになること
AI、ビッグデータ活用、IoT、ロボット等、今までの仕組みや価値観が根底から覆るようなデジタルによる革命のこと
SaaS:Software as a Service
クラウドで提供されるサービスのこと、Gmailや乗換案内など
PaaS:Platform as a Service
データベースやプログラム実行環境が提供されるサービスのこと、Microsoft Azureなど
IaaS:Infrastructure as a Service
サーバーやハードディスク、ファイヤーウォール等のインフラを提供するサービスのこと、AWS EC2など
NTLMとシングルサインオン
NTLM(NT LAN Manager)はマイクロソフトによるセキュリティプロトコル。
利用者に機密性、完全性、可用性といったセキュリティプロトコルを提供する。
ユーザー認証にはチャレンジ&レスポンス認証が行われる。
SAML(Security Assertion Markup Language):サムル
異なるインターネットドメイン間でユーザー認証を行うための規格。
Idp(Id Provider)がアサーション(セキュリティトークン)発行しSP(Service Provider)でログインできる。
Idpは認証を行うサーバ、SPはWebコンテンツを持つWebサーバ。
AD(Active Directory)
ケルベロス(kerberos)というプロトコルでチケットを発行し、以降そのチケットを利用してファイルサーバやシステムを利用できる。
べた凪
風がそよとも吹かず、海面に波がないこと。システムに全くアクセスが無い状態。
イナズマ線
ガントチャートのスケジュール管理で、現在を基準として、各タスクの進捗状況を線で繋いだもの。
遅れているタスクは現時点よりも左側、進んでいるタスクは右側に位置するため、それらをつなぐと稲妻のような線になる。
WiMax
「Worldwide Interoperability for Microwave Access」の略で無線通信規格の一種
エンハンス
エンハンスとは英語で強化する、高めるという意味がある。
IT業界ではシステムの拡張や機能追加、性能向上を指すために用いられる。主にハードウェアについて用いられることが多い。
ビジネス系
スキトラ
スキルトランスファーのことらしい。技術継承、技術的な引継ぎのこと。
オーソライズ
正当と認めること、公認すること、承認されること
Salesforce
クラウドサービスを利用したCRMアプリケーションツールの一つ
CRM(Customer Relationship Management)
顧客を中心にとらえてビジネスを展開し、利益の最大化を目指すマーケティング手法。
フロービジネス、ストックビジネス
フローは流れの事、1回ごとのビジネス。都度購入。
ストックは蓄積の事、会員を確保したりして定期的な収入を得る。チャリンチャリンビジネス。
シュリンク
「縮小」「収縮」小さくなること。サービス稼働から時間が経過して不具合がゼロに近づくなど。
アサーティブ
自分の考えや意見を率直に表現すること。
サゼスチョン
示唆、暗示、提言。
サスティナビリティ(Sustainability:持続可能性)
将来にわたって、機能を失わずに続けていくことができるシステムやプロセス。
環境保護のキーワード。
ブレイクスルー
困難や障害を突破すること、又はその突破口
オペレーティングリース
機械や装置、自動車などの物件を長期にわたって法人に貸し出すリースの一種。
借り手は事業投資のまとまった支出を抑えることができ、貸し手はリース料を徴収できるメリットがある。
アセットマネジメント
投資資産(株式、債券、不動産など)の運用を投資家に代行して行う業務のこと。
投資信託や投資顧問といった分野に分かれる。
定量的、定性的
定量的は、具体的な数値で示す。1日に野菜をXX g取得すると健康に良い、にんじん2本。
定性的は、抽象的な表現で示す。1日にたくさん野菜を食べると健康に良い、にんじんがおすすめ。
定量的の方が優れていそうだが、定性的の方がイメージしやすい場合もある。
コンセンサス
ビジネスの場で、意見が一致している、合意しているという意味で使用する。
英語のconsensusからきている、一致、総意の意味
バックログ
残務、積み残し、受注残、未処理分、在庫分、予備にとっておく、未処理のまま溜まる、などの意味を持つ英単語。 実施すべきとされながら、未処理、未着手のまま放置されている作業や業務、案件などのこと。
業務委託
- 業務を委託すること
- 特定の業務の一部もしくは全部を外部に対応を依頼する。
- 対応する業務内容と、対応範囲が明確になっている必要がある。
- 作業については委託する側に判断を仰いだりせずとも対応できる必要がある。
作業依頼の定義
作業内容、結果、確認者、納期が明確になっていること
マテリアリティ
自社に関わる「重要課題」のこと
パーパス(purpose)
目的、意図
ビジネス用語としては、経営戦略、企業方針として用いられる
コアコンピタンス
他者に真似できない核となる能力
CX(カスタマー・エクスペリエンス)
顧客体験、顧客体験価値のこと。
顧客の商品・サービス購入や利用に関わる様々な体験を価値として提供するところにマーケティングの価値を見出すと言う考え方。
商品の購入前、購入時、購入後など、顧客が知りたい情報を適切なタイミングで届けることが重要
カスタマージャーニー
顧客が商品やサービスを知り、購入し、利用継続や再購入の意思決定をするまでの一連の体験を旅に例えたもの。
ハレーション
元々は、写真、映像業界の専門用語。写真を撮った時に、強い光が当たったところが白く濁ったり、部分的にぼやけたりする事象のこと。
IT業界では一つのミスで生じる重大な影響のこと。
些細なプログラムミスで発生する大きな問題など。
ちょっとした不用意な発言が、別のところで共有されて大きな問題になるような場合にも使う。
哲学系
ルサンチマン
弱者が強者に抱く恨みや嫉妬心の事
時事ネタ系
2025年の崖
経済産業省のレポートに登場した言葉であり、企業に対してデジタルトランスフォーメーションの必要性を訴えるもの。
日本企業のレガシーシステムは、システム老朽化、カスタマイズによって管理、変更のコストが増大する傾向にあり、肥大するシステムコストにより競争力を失う危険性があるとのこと。
2025年から年間で12兆円、現在の3倍のコストがかかるという。
COBOL技術者の多くが2025年に定年を迎えるのも一つの原因とされている。