2021年7月23日(金)東京オリンピック開会式の日に、塔ノ岳に登ってきました。
ヤビツ峠から登山開始、バスは混雑
本日の山は塔ノ岳。ヤビツ峠から縦走して塔ノ岳にいく「表尾根コース」です。
まずは秦野からバスでヤビツ峠へ、このバスは本数が少ないので注意が必要です。(朝の時間帯、平日1本、休日でも4本)
私は7時44分のバスに乗りましたが、非常に混雑しており、乗り切れない方もいらっしゃいました。
8時25分、ヤビツ峠に到着、ここから登山口へは舗装した道をしばらく下ります。
登山開始!
8時53分、登山道から山道に入ります。
朝の時間ということもあり、ひんやり涼しいです。登るごとに涼しくなるような気がして、ぐいぐいと登っていきます。
少し視界が開けると、周りの山々が見えて気持ちいいです。随分と標高の高い位置にいることもわかります。
ニノ塔から尾根道へ、ガスって眺望なし、多彩な道が楽しい
9時45分、二ノ塔に到着しました。残念なことにガスっていて眺望はゼロです。目の前を、雲が流れていくのが見えます。
ここからは尾根道を縦走することになります。
10時、三ノ塔へ到着しました。
周りが開けていて、晴れていればきっと素晴らしい景色が広がっていることが想像できます。
ただし今日は何も見えません。霧の風がスッと通り抜けて気持ちがいいです。
登山道は非常によく整備されています。階段が作ってあったり、自然を保護するため、木の歩道が設置されている箇所も多くありました。
道は、林の中を歩いていると思ったら、岩肌の露出した道に出たり、切り立った崖に挟まれた細い道や、崖のようなところを下るところもありました。
たくさんの風景を楽しめるお得なコースだなと思いました。
動画を撮ってみました。より臨場感が伝わるかと思います。
10時30分、鳥尾山山頂に到着
開けていてとてもいい場所です、うっすら街並みも見えますが、やはり雲が多いです。
ここから山頂までの道のりは、とても大変でした。アップダウンが容赦なく足を痛めつけてきます。
しばらく山に登っていなかった私は、足がプルプルしてしまいました。
周りもより山頂っぽくなってきます。スリリングな場所も多くあり楽しめました。
ここでも動画を撮影しました。疲れ切ってハアハア言ってます。
塔ノ岳山頂に到着!疲れ果ててご飯にかぶりつく
12時、ついに塔ノ岳山頂に到着しました。
最後の1時間がとても辛く、いつもは山頂についた後に余裕があるのですが、今日ばかりはヘトヘトでした。
テーブルはありませんが山頂のスペースも割と広いので人が多くてもゆっくりご飯を食べられます。
お腹もものすごく減っていたので、がっつくようにご飯を食べました。
今日のご飯は、蒙古タンメン中本のカップ麺を買ってみました。味は美味しいのですが、汁を飲むのが非常に辛かったです。この選択は失敗でした。
疲れ切っていたので、いつもより山頂に長居してしまいました。
下山開始、足が辛いので休み休み下ります
12時45分下山を開始しました。
下山は大倉バス停に下る道です。山頂の1,491メートルから285メートルまで一気に下ります。
体力は山頂で回復したので問題ないのですが、今度は足との格闘になります。
足がガクガクして力が入らなくなってきます。いつもであれば下りは一気に降りるのですが、今日ばかりは何回か休憩を入れて足を回復させながら下りてきました。
こちらの道は表尾根のようなスリルや、多彩さはありませんが、道幅が広くとても歩きやすく安全です。お子さん連れで登っている方もいました。ただし、上りの道のりはかなり長く大変なはずです。
山を降りてみると青空が広がっていて、今日いちばんの景色が見られました。
最後に
とても辛かったですが、とても満足感の高い山でした。
山頂から眺められたはずの素晴らしい景色を見られなかったのは本当に残念です。今度はもう少し足に自信があるときにもう一度来て景色を見たいと思います。
登っているとき、登山者の方の会話で「この山に登れれば富士山もいける」と聞こえてきました。確かにそうかもな。と思いました。
今日歩いた道のりは下記です。