赤ちゃんが産まれることになったら、準備するものがいろいろありますよね。
「この商品は本当に必要なんだろうか?」と悩むことも多いかと思います。
今回は「買う前は必要ないかもと思っていて、実際に購入してみたらとても役に立った」商品をご紹介します。
それは「くまのプーさん えらべる回転6WAYジムにへんしんメリー」です。
新米パパであるわたしが、この商品がどのように役に立ったか感想を記事にしてみました。
いまひとつだなと感じた点についても記載しています。
赤ちゃん商品を準備している方はぜひ読んでみてください。
我が家では「3way」それぞれのモードとおすすめポイント
この商品は6つの使い方ができる「6way」とされていますが、我が家では3つの使い方しかしませんでした。
まずは使って役に立った3つの機能についてご紹介します。
ベッドメリー
最初は「ベッドメリー」です。
子供が生後2ヶ月半になったくらいで購入したのですが、まずは「ベッドメリー」としてベビーベッドに取り付けました。
ベビーベッド周りが少し殺風景だったのですが、可愛いメリーを取り付けたことで華やいだ雰囲気になりました。
目が見えるようになってくるとたまにメリーに手を伸ばしてそれが可愛かったです。
ただ、メリーを動かせば赤ちゃんが泣き止んでくれるかもと思ったのですがそれは間違いでした。
ギャン泣きしている時に動かしてもまったく効果がありません。
妻が言うにはぐずりそうな時、早めに動かすとほんの少しだけ時間を稼ぐことができることがあり、それがすごく助かると言っていました。
わたしは赤ちゃんを泣き止ませるという一番期待した効果が実感できなかったので、この時点では「あまりいらなかったかもな」と思っていました。
おねんねジム
次のモードは「おねんねジム」です。
生後3ヶ月半くらいで変形させました。
普段はベビーベッドの上の方に置いておいて、使うときに赤ちゃんの頭の上にスライドして持ってきます。
「ベッドメリー」であまり効果を感じなかったわたしも、「おねんねジム」ではその恩恵をはっきり感じました。
泣いている時に使うと、ぶら下がっている「ぬいぐるみ」や飾りに気を取られて1〜2分泣き止んでくれます。
しばらくすると飽きてまた泣き出してしまうのですが、途中だった家事を終わらせたり、ミルクの準備をしたりとほんの少しだけ時間を稼げるのがとても助かりました。
ぬいぐるみに手が届くようになると、それをいじったりしていました。
プーさんを引っ張ると音が出るのが面白いらしく、機嫌がいい時はそれでしばらく遊んでいました。
あとは、おむつ替えの時もとても役に立ちました。
寝返りを打つようになるとおむつ替えの時もじっとしていてくれません。
「おねんねジム」を頭の上に持ってくれば、そちらに気を取られて遊んでくれるのでおむつ替えがとてもやりやすくなりました。
つかまり立ちジム
3つ目は「つかまり立ちジム」です。
8ヶ月くらいでつかまり立ちをするようになったので変形させました。
「おねんねジム」と形がほとんど同じ(機械の付ける向きを縦から横に変えただけ)なのであまり意味がないのではないかと思っていたのですが、それは間違いでした。
手をかける位置が数センチ下がり、また、平になったことでとてもつかまりやすくなったようです。
「つかまり立ちジム」をたよりにつかまり立ちをするようになりました。
それまでは、テレビ台や棚に手をかけるので危なっかしくて目が離せませんでしたが、「つかまり立ちジム」は角がなく、倒れる心配もないので安心して見ていられました。
つかまり立ちをさせる場所を決められるのも大きなメリットだと感じました。
周りに物がないところに赤ちゃんマットを敷いて、「つかまり立ちジム」をおけば万が一転んでも安全です。
1歳3ヶ月になった今もベビーマットの上に置いてあります。
たまにボタンを押して音を鳴らして遊んでいますが、他に興味があるものがたくさんあるので必要性を感じなくなってきました。
部屋を広くするためにそろそろ片付けようと思います。
使わなかった3つのモードについて
使わなかった3つのモードについても使わなかった理由などをコメントします。
1つ目は「フロアメリー」です。
土台を取り付けて、床起きのメリーとして使うことができます。
メリーを必要とする3ヶ月くらいはほとんどベビーベッドの上で過ごしていたので、床に置く必要はありませんでした。
ベビーベッドを使っていない赤ちゃん向けかなと思います。
2つ目は、「ナイトメリー」です。
付属のライトを点灯させて、寝かしつけや、おむつ替えに利用できるモードです。
うちの子の場合、ライトをつけてもあまり反応せず、寝かしつけの役には立ちませんでした。
また、このライトでは手元が見えずおむつ替えの時も使うことはありませんでした。
夜中におむつ替えする時は部屋の電気をつけたり、携帯のライトを使いました。
3つ目は「お座りビジー」です。
「お座りビジー」はおねんねジムと同じ形態で、赤ちゃんが座って遊ぶモードです。
うちの子は座って遊ぶということをほとんどしなかったため、このモードで遊ぶことは一度もありませんでした。
よかった点
実際に使ってみていいなと感じた点です。
安全への配慮が高い
当たり前のことかもしれませんが、きちんと安全に配慮されて作られています。
ぶつけて怪我をするような角はなく、赤ちゃんが手を触れる部分は全てプラスティック製です。
ベッドメリーも落下防止パーツがあり、マジックテープと合わせてしっかり固定できました。
メリーの支柱を差し込む部分のカバーと落下防止用パーツにはロック用のポッチがついていて、子供がいじって怪我をする心配がありません。
赤ちゃんと一緒にして目を離しても大丈夫だと思えるくらいの安心感がありました。
0歳から1歳くらいまで長く使える
メリーからつかまり立ちまで、赤ちゃんの成長に合わせて変形させて長く使えるので、コスパの高い商品だと感じました。
電池も買った時から一度も替えずに持ちました。
簡単に変形できる
各モードの変形は、手で回すタイプのネジを使うので道具は必要ありません。
説明を見ながら数分で組み替えができます。
ただやっぱり面倒ではあるので、それほど頻繁に変形を行うことはありませんでした。
ぬいぐるみのクオリティが高い
ぬいぐるみは外して単品で遊ぶことができるのですが、細かいところまできちんと作られていてクオリティが高いです。
プーさんは中に鈴が入っていています。
ピグレット(豚のぬいぐるみ)は中にセロハンのようなものが入っていて、握るとパリパリと音がします。
うちの子はピグレットがお気に入りでお出かけにも持っていくことがありました。
よくなかった点
実際に使ってみてマイナスポイントだなと感じた点です。
大きな欠点というわけではありませんが、わたしが何か商品を購入するときはマイナスレビューがとても参考になるので、気になったことは全て書いてみました。
メリー単体として見ると見劣りする
メリー単体としてみた場合、他のメリー商品と比べて見劣りします。
変形させていろいろなモードで使うことを前提としているので仕方のないことかもしれませんが、少し無理をしてメリーとして使えるようにしている感じがあります。
具体的には、他の商品と比べて装飾が少なく、デザインもメリー単体商品の方が可愛いと感じます。
あとは、くるくる回る時にほんの少しだけ引っ掛かるような動きをする箇所があって、滑らかに回り続けるということはありませんでした。
使わなかった機能がある
ライトと効果音の機能はほとんど使うことがありませんでした。
ライトには赤ちゃんがほとんど反応せず、また、手元ライトとしても使うことはありませんでした。
効果音も赤ちゃんがボタンを押して遊ぶと言う機会はほとんどなく、我が家では不要な機能でした。
使わないパーツをしまっておく必要がある
各モードに変形させる際に、使わないパーツが出てきます。
使わないパーツををしまっておく場所が必要になりました。
購入時の段ボールに入れたまま押し入れの一角を占領してしまっています。
歩き始めの頃につまづく
歩き始めの頃は、つかまり立ちジムを頼りに立ち上がって、それを頼りに伝い歩きしようとします。
その際、支柱部分につまづいて転びそうになると言うことが何回かありました。
畳の上に置いたり、下にマットを敷くなど、転んでも大丈夫なように対策が必要です。
成功したこと
この商品について「成功したな」と思ったことについてです。
赤ちゃんの成長に合わせていいタイミングで変形させることで有意義に活用できました。
変形させるのが億劫でついついそのまま使ってしまいがちになりますが、「このモードは卒業かな?」と感じたら早めに次のモードに変更していました。
毎回、変形させてよかったなと思っていました。
失敗したこと
この商品について失敗したなと思ったことは2つあります。
1つ目は購入時期が遅れたことです。
育児本に「メリーはあまり効果がない」と書かれてあるのを見たので、最初からあまりメリーを買う気がありませんでした。
奥さんは少しメリーを買いたいと思っていたようで、「これだったらメリー以外としても使えるよ」と提案してきたのがこの商品でした。
赤ちゃんが2ヶ月半の時に購入したのですが、どうせ買うのなら産まれる前から買っておけばよかったと後悔しました。
失敗したことの2つ目は、ぬいぐるみを外して遊ばせてしまったことです。
子供は舐めたりかじったりするので、ぬいぐるみが汚れてしまいました。
特にお気に入りのティグレットは耳の部分が黒ずんでしまいました。
この状態だと、メルカリで売ったり、人にあげるのは抵抗があります。
ぬいぐるみ以外は新品同様に綺麗なので、ちょっともったいなかったなと思いました。
これでなければダメということはなかったので、他のおもちゃで遊んでもらえば良かったです。
購入に関して
最後は購入に関してです。
わたしは楽天市場で8,800円で購入しました。
後から見たらAmazonの方が1,200円ほど安かったのでそちらで買えば良かったなと思いました。
赤ちゃんが少しの間おとなしくしてくれるという効果だけを考えても値段分の価値はあります。
赤ちゃんの成長に合わせて使い方が変化するので、様子を見て購入することが難しい商品です。
必要だと思ったら産まれる前から準備しておくのがお勧めです。
出産祝いとしてリクエストしたり、逆にプレゼントするものとしてもお勧めです。
最後に
「くまのプーさん えらべる回転 6WAYジムにへんしんメリー」を実際に使ってみて、感じたことを全て書きましたが、いかがだったでしょうか。
初めて子育てをしてみて思ったことは、子供の成長や性格は千差万別で個人差が大きいということです。
この商品もそれぞれの家庭ごとで役に立つポイントが変わってくると思います。
この記事が、購入を考えている方の参考になればうれしいです。
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。