こんにちは、はずけいです。
この度、我が家でもついにロボット掃除機を購入しました。
買ったのはRoborock社の「Roborock S7」です。
この記事では、本体の仕組み、どのように使用しているのか、掃除の様子などについて記事にしました。
これから購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
本体と取り外しパーツについて
まずは本体と取り外しパーツについてについて軽く説明します。
本体を裏返すとこのようになっています。
真ん中の赤い部分が「メインブラシ」です。
スポンジにラバー素材を巻いたようなもので、触ってみるとかなり柔らかいです。
左上の丸いものが「サイドブラシ」です。部屋の隅のゴミを掻き出す役割です。
青い部分が「モップマウント」です。
次は日常的に取り外すパーツを取り外してみます。
「ダストボックス」は本体の下についているメインブラシとつながっていて、かき出したゴミが吸引され、たまる仕組みです。
「水タンク」は、モップに供給する水をためておく場所です。
「モップマウント」は本体下部に設置して水拭きを行ってくれるパーツです。
モップマウントのモップ部分(青いタオル地のもの)の取り付けは下記のようにおこないます。
モップマウントは端の部分に溝があり、ここにモップの端をスライドさせて取り付け、その後マジックテープで全面を固定します。
マジックテープでしっかり固定されていますが、取り外すのにそれほど力はいりません。
モップの中央部分に左右にスライドするパーツが付いておりモップが振動する仕組みです。
掃除してみよう
毎日の掃除の流れを時系列でご紹介します。
掃除の前にやること
掃除の前にやることは簡単で「部屋のものをどかして本体のスタートボタンを押す」これだけです。
ものをどかさなくても掃除はしてくれますが、散らかったままだと掃除してくれる範囲が狭くなってしまうのでなるべく床の面積を広くします。
具体的には、キッチンマットと、赤ちゃんのおもちゃ、赤ちゃん用マットをどかして掃除しやすいよう部屋を広くしています。
うちのキッチンマットは滑り止めがついていないのでそのまま掃除すると、ぐしゃぐしゃになって少し引きずってしまいます。
掃除の様子
Roborockがどのように掃除をするかをご紹介します。
まず、部屋の外周を反時計回りで回ったあと、中身を一列ずつ塗りつぶします。
無駄な動きはありません。
ダイニングテーブルや椅子は脚の周りをくるくる回って綺麗にしてくれます。(最初見た時は「なんて賢いんだ!」と感動しました。)
フローリングなどの水拭きエリアと、カーペットエリアを判別して切り替えます。
カーペットエリアでは音が少し大きくなるので吸引力をアップさせて掃除しているようです。
障害物のないところでは、かなり動きが早いです。(人の早歩きくらいの速さ)
壁や障害物が近づくと自動でスピードを落とし、障害物ギリギリまで掃除するために「コツン」と軽く当たります。
激しく何かにぶつかることはないので、故障は少なそうだなと思います。
音は静かで、別の部屋にいると音がほとんど聞こえないので、掃除してくれていることを忘れてしまうくらいです。
我が家の間取りは「2DK」ですが、30分ほどで掃除が終了し、バッテリー残量は80%くらいになっています。
掃除の結果
掃除が終わった後の様子をご紹介します。
フローリングに寝っ転がれるくらいピカピカでとても気持ちがいいです。
たまに、目に見えるゴミが1、2個落ちていることがあります。
部屋の隅もきちんと綺麗になっています。
Roborockを買って最初に動かした時は、目に見えるゴミに加え、大量の綿埃がダストボックスに入っていてびっくりしました。(モップを洗った後の水もかなり黒くなりました。)
毎日動かしているにもかかわらず、ダストボックスにはそれなりの量のゴミがとれていて、モップも汚れています。
掃除の後にやること
最後は掃除の後にやることをご紹介します。
どかしたものを元に戻します。
ゴミ捨ては3日に1度くらいでOKです。(月に1回くらいダストボックスを水洗いしています。)
モップは汚れたまま放置すると臭くなるのでこまめに手入れが必要ですが、毎日洗って干すのが面倒なので洗うペースは2日に1回くらいになっています。(洗濯の頻度は調整中)
洗濯機で他の洗濯物と一緒に洗うのは抵抗があるため、毎回手洗いしています。
水タンクの水が無くなりそうであれば補充しておきます。(水は無くなっても自動でお知らせしてはくれません。)
水タンクは(2DKの部屋を掃除して)3日くらいで空になります。
お手入れは面倒ですが、ゴミがたくさん取れていたり、モップが汚れていると「ちゃんと仕事しているな」と嬉しい気持ちにもなります。
超優秀なアプリ
Roborockのアプリは非常に優秀で、いろいろなことを管理し、掃除をカスタマイズできます。
アプリでどんなことができるのかをご紹介します。
マップ管理
一番初めに部屋全体を掃除すると、部屋の見取り図が出来上がります。
自動的に部屋を認識して色分けしてくれます。
部屋割りは「分割」と「結合」を使って自分で編集できます。
マップの端の飛び出して見える部分はベランダや、鏡が置いてあるところです。
景色も部屋やエリアとして認識してしまうようですが、壁や段差を検知して止まってくれるので掃除に影響はありません。
部屋ごとに下記のような掃除のカスタマイズができます。
- 吸引のみ、モップのみの設定
- 吸引力(サイレント、バランス、ターボ、最大)
- 水拭きの強度(ソフト、標準、強力)
部屋の掃除をする順番と、侵入禁止エリアの設定も可能です。
掃除の結果を見る
掃除が終わった後、アプリにどのように表示されるかをみてみましょう。
白い線がRoborockの走った後になります。
侵入できる範囲はまんべんなく効率的に掃除していることがわかります。
丸くなっている部分は椅子やテーブルの脚の部分で、回り込んで掃除してくれています。
過去の掃除の履歴も同じようにマップで保存されているので、後から見返すことができます。
掃除指示
アプリからできる掃除の指示についてご紹介します。
- 家全体の掃除(普段は本体のボタンで掃除を開始しています。そちらの方が早いので。。)
- 部屋を指定しての掃除
- エリアを指定しての掃除(マップ上で自分で任意指定する)
- 掃除中の吸引やモップのカスタマイズ(有無、強度)
- 掃除の時間指定(曜日指定など、繰り返し可)
- 外出先からの掃除指示
外出先から掃除機を起動できるのは便利で、たまに使います。
部屋指定掃除、エリア指定掃除はほとんど使用しませんが、物をどかし忘れてもう一度やってもらいたい時など、全体をやり直さなくていいので安心です。
その他アプリでできること
その他にアプリでできることをご紹介します。
メンテナンス画面では、各パーツの交換時期の目安を確認することができます。
交換時期の目安を教えてくれるのはありがたいですね。
ちなみに各パーツのメンテナンスと交換頻度の目安は下記のようになっています。
他には掃除機の音声が選択できます。
選べる音声は以下の12種類です。
English、日本語、子供向けアニメ声、癒し系執事声、博多弁(女性、男性)、関西弁(男性、女性)、京都弁(男性、女性)、津軽弁(男性、女性)、広島弁(男性、女性)
購入した感想
Roborock購入した感想について記載します。
買って良かった
とにかく「買ってよかったな」というのが第一の感想です。
毎日水拭きしてくれるので、床はピカピカでとても気持ちがいいです。
1歳の子供がいるのですが、お菓子の食べこぼしや、おかずを落としたり、ゴミを散らかしたりと部屋がかなり汚れます。
子供が食べこぼしをしてもストレスを感じることがなくなりました。
さっと片付けて「あとは明日Roborockがもう一度綺麗にしてくれる」と思えます。
一人暮らしや、夫婦共働きなど、日中家に誰もいない場合は、あまり汚れず毎日掃除する必要もないので不要かなとも思いました。
買った後のコストも問題なさそう
買った後に、故障や交換品の購入でコストがかかってしまったら嫌だなと思っていました。
壁やものに激しくぶつかることがないので、故障は今のところ大丈夫そうです。
交換品も他社の互換性品がネットで比較的安く購入できるようなので、交換の際は利用しようと思っています。
中国製というのが少し引っかかった
購入前にRoborokを作っているのが「中国の会社」というのが少し気になりました。
気になったのは、品質面とセキュリティです。
品質に関しては全く問題ありませんでした。
以前は中国製品について「安かろう悪かろう」というイメージを持っていましたが、最近は中国製品の品質が上がっていると感じていました。
Roborockについてもしっかり作り込まれた、品質の高い製品だと感じます。
セキュリティ面は、過去にファーウェイ製品にバックドアが仕込まれていたといったニュースがあり、少し心配でした。
こちらは完全に安全とは言い切れませんが、仮に問題があっても掃除機なので大きな影響はないかなと思いました。
購入について
次に購入価格についてです。
「自動ゴミ収集ドック」がついている商品もありますが、予算オーバーだったので、本体のみを購入しました。
ヤマダ電機のオンラインショップで税込54,780円で購入できました。(ちょうど安売りキャンペーンをやっていて運が良かったです。)
ネットで調べると6万円〜8万円とかなり値段に差があるように感じます。
毎日掃除機をかけている奥さんの負担を軽くしてあげたかったので購入したのですが、「これは贅沢品だ」という意識が強かったので普通なら買わなかったと思います。
資金は株式投資の配当金の一部を使いました。
株式投資の配当金の一部は、家族が幸せになるためにあえて贅沢に使おうと決めたので、今回の購入に至りました。
買った後は、とてもコストパフォーマンスに優れていると感じました。
家中に掃除機をかけて水拭きをする労働を1回1,000円と考えると、2ヶ月使っただけで元が取れる計算になります。
最後に
初めて買ったロボット掃除機Roborock S7について紹介させていただきました。
高いし、手間はかかりますが、提供してくれる価値はそれ以上の商品です。
よろしければ購入を検討してみてください。
以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。