システム監査技術者試験を受けてきたので感想を記載します。
会場や他の受験者の雰囲気
今回の会場はTOC五反田というところでした。SC、DB、PM、AUの受験者がそれぞれ200〜300人同じ会場で受験しているようです。
コロナ対策で、受験生一人につき長机一つと間隔が開けられていました。私と同じ部屋で受験したのは80名ほどです。
空席率は今まで受けたどの試験よりも少なく感じました。空席5%ほどだったと思います。今回から受験料が7,500円に値上がりしたので、本気度の高い受験生が多いのかもしれません。
システム監査技術者の受験生は、他の試験に比べみんな受験慣れしていると感じました。遅刻する人もおらず、途中退席した方も数名でした。
年齢層は、ほとんどの方が30代くらいで、その他の年齢層の方をぱらぱらと見かける感じでした。
試験の感想
午前2
難易度は標準的だと感じました。いつも通り2割程度は過去問で見かけた問題が出題されました。
私はネットワークや、マーケティング系など他の試験区分の問題については得点源としていたのですが、今回はそちらの問題で見慣れないものが多く勘に頼らざる得ない部分がかなりありました。
勘で回答した問題がことごとく不正解だった場合は、午前2で不合格になる可能性もあり得ると思いました。
ちなみに私は、合格発表が出るまで答え合わせはしないようにしています。
午後1
問1のチャットボットの問題と、問3の結合テストの問題を選択しました。
問1はテーマが面白そうと感じ、問3は今までの業務経験から理解しやすいと感じたので選択しました。
問題はかなり難しいと感じました。他の試験であれば問題文中に答えが書いてあったり、解答を導き出す明確なヒントがありますが、この試験ではそれがないことが多いです。
記載されている内容を読み取り、論理的に考え、ひらめきや一般論も使って回答する必要があります。
解答欄は埋めましたが、全く違っているとは思わないが合っているという確信もないという、気持ち悪い状態です。掲示板などの書き込みを見ると他の受験生の方も同じような感想を持っていたので、それがこの試験の午後1の特徴かなとも思いました。
勉強について1点後悔したのは、指定された文字数で回答する練習をしていなかったことです。
午後1の勉強の際は、要点だけを回答として記載して答え合わせしていたのですが、実際の試験では40文字や50文字といった比較的長い文章として回答する必要があります。
適当に書き始めて字数が足りなくなったり、オーバーしたりして文字数の調整で貴重な時間を使ってしまいました。
他の試験であれば午後1の時間は余裕があって見直しも十分できるのですが、今回は見直しがあまりできず、不安要素の一つです。
午後2
午後2はRPAの問題(問1)と、システム監査計画の問題(問2)が出題されました。
私の職場では、RPAを導入している部署があり、なんとなくどういうことをやっているか知っていたので、迷わずRAPの問題を選択しました。
設問も、リスク、コントロール、監査手続を問うわかりやすい構成でした。
時間的に余裕を持って書けたのですが、設問イと設問ウの最後の方で文字数が不足気味になってしまいました。
文字数が足りないかもと思った時には、かなり書き進んでいた為、ネタとなるリスクを追加することもできず後半部分を引き伸ばしてなんとか字数制限をクリアしました。
いつもは最大文字数の8割を目安に書くようにしていたので、今回は少なめです。
内容は、割とよく書けた気がしています。
最後に
合否は分かりませんが、試験当日までまで積み上げたものを全て出し切れたので満足です。
2022年の春は、ITサービスマネージャ試験を受ける予定です。
次回受験される方はまた一緒に頑張りましょう。