ITストラテジスト試験を受けてきましたので感想を記載します。
ついでに自分の問題の解き方やポイントだと思っているところについても記憶が新しいうちに書き出してみました。
会場について
今回の試験会場は、市ヶ谷にあるKTPカンファレンスセンターです。
コロナ対策で、隣の席が開けられていました。
午前Ⅱ
感想
難易度は、普通くらいかなと感じました。割とできた気がします。
全く見たことのない新問題が2問ありました。
私は過去問を3年分やったのですが、その中で出た問題と全く同じ問題が6問ありました。
新問と過去問の割合もいつもと同じくらいだなと感じました。
私のやり方、ポイント
問題文の自分が正解だと思う回答に丸をつけます。問題文1ページ(見開き2ページ)ごとにマークシートに書き写します。
書き写す時は問題の番号と回答の番号がずれていないことを逐一チェックします。
問題の最初の方は、新問題や難しい問題が出てくる可能性が高いです。最初からわからないからと言ってパニックを起こさないように注意します。
わからないものは、消去法を利用します。カンで回答する場合も選択肢を一つでも減らせれば正当確率は大幅にアップします。
計算問題など時間がかかりそうなもの、わからないものは問題文にマークをしてとりあえずカンで回答して見直しの時に時間をかけると落ち着いて考えることができます。
時間は十分にあるので、必ず全問見直しをやります。
午後Ⅰ
問題概要
問1:タクシー会社におけるデジタルトランスフォーメーションに関する問題。
問2:小売業の店舗販売とインターネット通信販売の融合に関する問題。
問3:印刷会社の写真事業における新規ビジネスの企画に関する問題。
問4;AIを用いた筋電義手に関する問題。
感想
私は、問1と問3を選択しましたが、過去問より簡単だと感じました。問3の方がより回答しやすい問題だったと感じます。
私のやり方、ポイント
問4は組込系の問題なので、あらかじめ1から3の中から選択することを決めていました。
ぱらぱらと問題を見て1分ほどで選択する問題を決めました。私は問題選択には時間をかけません。
直感で決めますが、話の内容が面白そうだったり、自分の過去の業務に関連しそうなものがあれば優先的に選択するようにしています。
問題文がわかりやすいと思って取り組んでも設問で全く回答できないこともありますしその逆もあります。難しい問題も時間をかけてじっくりやると最終的に答えが見つかることもよくあります。
難易度は時間をかけてじっくりやってみるまではわからず、また、平均点に大きな差が出るような場合は(個人的にですが)下駄があると思っています。
午後1では問題選択に時間をかけるよりも、実力を出し切ることに注力するのが大切だと思います。
問題文を読みながら、設問に使われそうだなと思うところに線を引きます。○○の課題がある、強みがあるといったことがさらっと書いてある場合は要注意です。
設問はなるべく飛ばさないでじっくり取り組み、1問目で試験時間の半分を越えそうな場合は次の問題に移ります。
設問を回答し終わった後は、必ず線を引いたところを見直しします。
2問終わった後、自信のないところを中心に見直しを行います。
午後Ⅱ
問題
問1:デジタルトランスフォーメーションを実現するための新サービスの企画について
問2:個別システム化構想におけるステークホルダの意見調整について
問3:異業種メーカとの協業による組み込みシステムの製品企画戦略について
感想
問1は私が過去に経験した業務では合致するものがないと感じたので、消去法で問2となりました。
途中から腕の疲れで書くスピードが落ちて、時間はギリギリでしたが字数はクリアしました。
内容は設問の問いにきちんと回答する内容になったと感じますが、ストラテジストというよりはPM目線になってしまった気がします。
私のやり方、ポイント
問題の構想30分、設問ア20分、設問イ40分、設問ウ30分を目安に時間配分します。
設問で問われていることに忠実に答えるように注意しながら論文を組み立てます。
最後に
今回で通算24回目の受験になります。
慣れてきたせいか、試験前も緊張することもあまりなく、リラックスして実力を出し切れたかなと思います。
秋試験ではシステム監査を受験しようと思います。受験される方一緒に頑張りましょう!